「太陽がいっぱい」「山猫」「冒険者たち」など数々の名作に主演したフランス映画界が誇る二枚目男優、アラン・ドロンが俳優業引退に言及した。彼は以前にも一度引退発言をしていたが、これは撤回された。八一歳になるドロンは『この年まで仕事をしてこられて、とても運がよかったがそろそろ終わりにしようかと思う。でも人生はまだまだ続く』と語っている。
最後に映画を一つ、舞台を一つこなす予定で、映画はパトリス・ルコント監督、ジュリエット・ビノシュ共演によるものを撮影し、舞台はそのあとで行なうそう。日本でも絶大な人気を誇っていたドロンだけにファンから引退を惜しむ声が殺到しそう。
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