「胸騒ぎのシチリア」のレーフ・ファインズは、「エレン・ターナン/ディケンズに愛された女」「英雄の証明」などで監督としても活躍中だが、彼の新たな監督作が決定。ロシアの伝説的なバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフの伝記映画「白いカラス」The White Crowを監督する。原作はジュリー・カヴァナーの評伝「ルドルフ・ヌレエフ:ザ・ライフ」Rudolf Nureyev: The Life。ヌエレフ役はロシアのダンサー、オレグ・イヴェンコ。61年の彼のパリでの亡命に協力したと言われる、パリ社交界の花柄クララ・セイント役を「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルホプロスが演じる。ほかにウクライナのバレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンも共演。製作はハンウェー・フィルムズ他。この夏、パリで撮影をスタートする。
photo by Alex Kazanegras