12月23日に飛行機内で心臓発作を起こし、27日搬送先のロサンジェルスの病院で死去したキャリー・フィッシャーの母、デビー・レーノルズが娘の葬儀の打ち合わせ中に脳卒中を起こして緊急搬送、28日に帰らぬ人となったと共同電などが報じた。享年84歳。最後の言葉は『キャリーと一緒にいたい』だったという。
デビーは「雨に唄えば」など往年の名女優として知られ、「タミーと独身者」の主題歌“タミー”などヒット曲も有名なハリウッド・セレブ。「不沈のモリー・ブラウン」ではアカデミー賞主演女優賞候補になった。キャリーは人気歌手エディー・フィッシャーとの間にできた娘で、エディーがエリザベス・テーラーとの不倫でデビーと離婚したことなどスキャンダルもあった。キャリーがデビーとの母子関係を綴った小説『崖っぷちからの手紙』はメリル・ストリープとシャーリー・マクレーン主演で「ハリウッドにくちづけ」として映画化され、これも話題となった。キャリーの娘ビリー・ロードも女優になって「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で親子共演している。
photo by Alex kazanegras