12月23日、飛行機内で心臓発作を起こし、ロサンジェルスの病院に緊急搬送されたキャリー・フィシャーが27日帰らぬ人となったとAP通信が伝えた。享年60歳。
「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫として知られるキャリーは、往年のハリウッド・スター、エディー・フィッシャーとデビー・レーノルズの娘。母と自分の関係を元に書いた小説『崖っぷちからのはがき』が映画化された「ハリウッドにくちづけ」(90)ではシャーリー・マクレーンとメリル・ストリープがデビーとキャリーと思われる母娘役を演じた。
キャリーは「スター・ウォーズ」(77)でレイア役に抜擢され、「帝国の逆襲」(80)「ジェダイの復讐」(83)でも同役で人気を獲得。昨年の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15)で再びレイアを演じ、続く17年12月15日全米公開の「スター・ウォーズ エピソード8」でも同役を演じていて、こちらの撮影は終わっている模様。
他に「ハンナとその姉妹」(86)、「メイフィールドの怪人たち」(89)、「恋人たちの予感」(89)、「恋人たちのパリ」(90)、「ディス・イズ・マイ・ライフ」(92)などで活躍。近年では「マップ・トゥ・ザ・スターズ」(14)などに出演。また最近出版した自伝で「スター・ウォーズ」の1作目で共演していた頃、ハン・ソロ役のハリソン・フォードと不倫していたことを明かし、世間を騒がせたばかりだった。
photo by Alex Kazanegras