「X-MEN:アポカリプス」のジェニファー・ローレンスが、ゼルダ・フィッツジェラルドの伝記映画「ゼルダ」Zeldaに主演するかもしれない。監督候補には「インフェルノ」のロン・ハワードが挙がっている。脚本はTV「シェイムレス 俺たちに恥はない」のエマ・フロスト。製作は、元ライオンズゲートの重役で、ジェニファーが主演した「ハンガー・ゲーム」シリーズの製作総指揮を務めたアリソン・シェアマーが担当。ジェニファーも製作に参加する。
原作は、日本でも「ゼルダ 愛と狂気の生涯」という題名で翻訳されている、ナンシー・ミルフォードによる評伝。ゼルダは、「華麗なるギャツビー」で知られるF・スコット・フィッツジェラルドの妻で小説家。2人は狂騒の20年代のジャズ・エイジを代表するカップルとして有名になったが、結婚生活は破綻していき、ゼルダは統合失調症と診断されて入院生活を送るようになる。そして、夫の死の8年後、入院していた病院の火事により47歳で死去した。映画はゼルダをどのように描くのか、今後の情報に注目だ。映画の製作はクロス・クリーク・ピクチャーズ他。
photo by Alex Kazanegras