「ジュリエットからの手紙」のガエル・ガルシア・ベルナルが、新たに怪傑ゾロを描く「Z」Zに主演することが決定。ゾロは1919年にアメリカのパルプ小説で描かれたヒーローで、スペインを舞台に仮面をかぶって悪と戦う正義の剣士。これまで何度も映画化されており、1920年のダグラス・フェアバンクス主演の「奇傑ゾロ」、1975年の「アラン・ドロンのゾロ」、1998年のアントニオ・バンデラス主演の「マスク・オブ・ゾロ」が有名。
今回の映画化作の監督は、父アルフォンソー・クアロンの「ゼロ・グラビティ」で共同脚本を務めたホナス・クアロン。本作の脚本も彼が執筆する。彼にとっては本作が長編映画第3作になるが、前作「Desierto」でもガエルと組んでいる。製作はランティカ・メディア他。この秋からドミニカのパインウッド・スタジオで撮影をスタートする。
photo by Alex Kazanegras