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カンヌ国際映画祭レポート2016 その4

スピルバーグが「BFG」でカンヌを大いににぎわす。

映画祭4日目の話題を独占したのはスティーヴン・スピルバーグ! 期待の最新ファンタジー「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」のワールドプレミアがカンヌで開催されたのだ
これはロンドンの孤児院で暮らす少女ソフィーが、ある夜に優しい巨人にさらわれて巨人の島へ。だがそこは凶暴な巨人たちがゴロゴロ。しかし彼女と優しい巨人との間に次第に友情が芽生え、再びロンドンへ。二人はバッキンガム宮殿で女王様と朝食を共にする機会に恵まれて…。児童文学の巨匠ロアルド・ダールの原作を基に、「E.T.」のメリッサ・マシスンが脚色してスピルバーグ監督が映像豊かに映画化したもの。
夫人ケート・キャプショーを伴い、11歳の子役ルビー・バーンヒルと、スピルバーグの前作「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー助演男優賞を受賞したマーク・ライランスの主演コンビに、女王様の秘書役を演じたレベッカ・ホールらを引き連れ、レッドカーペットに現れたスピルバーグにカメラマンたちのフラッシュが絶え間なくたかれる。
その上映前の記者会見は満席の盛況で、会場に入りきれない記者たちが場外のモニターテレビに食い入る有様。スピルバーグは久しぶりのファンタジー作品に「E.T.」の頃の、若いフィルムメーカー時代に思いを馳せる。そして盟友で今は亡きメリッサ・マシスンによる素晴らしい脚本のお蔭だと感謝もした。そしてこのようなファンタジーものは子供たちの心をしっかりとつかまなければならないことも、つけ加えた。
キャリア2年でスピルバーグに認められて大役に抜擢されたルビーは、映画はもちろん、カンヌに来られたことにも興奮気味で、「夢をみているみたい」と連発。小さなガッツポーズをみせて、会場を和ませた。またベテランのライランスまでもが「楽しくって、非常にエキサイトしてるよ」と話していたのが印象的だった。
(写真は左からルビー、スピルバーグ、ライランス)
レポート:岡田光由

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