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カンヌ国際映画祭レポート2016 その3

ジョニーの娘リリー・ローズがカンヌに初登場!

ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘リリー・ローズ・デップが、13日のカンヌの夜をにぎわせた。彼女の出演作で、ステファニー・ディ・ギュスト監督の「ダンサー」がカンヌ国際映画祭のある視点部門で上映されたのだ。これはモダンダンスの先駆者とされるロイー・フラーの半生を描いた伝記ドラマで、ロイーには濃い眉と大きな瞳が印象的な歌手で女優のソコ。そのロイーに憧れ、人気ダンサーの座を奪ってしまうイサドラ・ダンカン役がリリー・ローズなのだ。イサドラといえば、かつてヴァネッサ・レッドグレーヴが演じた「裸足のイサドラ」が思い出されるが、リリー・ローズが演じるのはもちろん若きイサドラ。
映画は半ば過ぎから登場し、薄い衣一枚をまとっただけの姿で、煽情的なダンスを披露する。それがなかなかうまいのだ。リリー・ローズは母親譲りのアンニュイな雰囲気を醸し出しながらの好演で、濃いめの個性のソコと好対照。そんな二人がキスシーンも見せるから、ちょっとオドロキ。共演のギャスパー・ウリエルもタジタジといった感じ。
上映会場には、娘のことが心配なのか、ヴァネッサが観客と共に映画を鑑賞していた。彼女は今回、映画祭コンペティション部門の審査員の一人。父親ジョニーは「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」のワールドプレミアで世界中を駆け回っているし、彼女はこれから両親を超える存在になるかもと期待されている。上映前に監督&出演者が登壇し、終映後はスタンディングオーベーションの嵐で、ロビーに出てからもファンに囲まれて談笑。リリー・ローズにとって忘れられないカンヌ・デビューの宵になったことは間違いない。
(写真、左から三人目がリリー・ローズ)
レポート:岡田光由


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