「猿の惑星」シリーズのアクター、アンディー・サーキスの映画監督デビュー作は「呼吸しろ」Breatheになりそうだ。 彼はラドヤード・キプリングの児童小説を映画化する「ジャングル・ブック:オリジン」Jungle Book: Originsで監督デビューする予定だったが、同じ原作を映画化したジョン・ファヴロー監督の「ジャングル・ブック」が全米大ヒットして続編も決定し、彼の映画の公開予定は先送りされて2018年全米公開になったが、この新たな監督候補映画には「ドリームホーム 99%を操る男たち」のアンドルー・ガーフィールドと「ミスティック・アイズ」のクレア・フォイが出演。アンドルーが演じるのは、病と闘った実在の人物ロビン・キャヴェンディッシュ。1930年に英国で生まれた彼は、28歳で急性灰白髄炎を発病し、あと3ヶ月の命だと宣告されるが、チャリティで資金を集めて新たな器具を開発し、医師の宣告よりも長く生き、同じ病を患う人々に勇気を与えた。クレアが演じるのは、彼を支えた妻の役。脚本は「マンデラ 自由への長い道」のウィリアム・ニコルスン。製作はBBCフィルムズ、イマジナリウム・スタジオズ他。
photo by Alex Kazanegras