毎年アカデミー賞の前日に発表される、ラジー賞ことゴールデン・ラズベリー賞が決定。これは前年度のワースト映画、ワースト俳優を決めるお遊びの賞で、注目度はどんどん上昇している。さて今回の第36回は作品賞を「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」と「ファンタスティック・フォー」が同時受賞という珍事が発生。この二作がほとんどの賞を分け合った。また過去のラジー賞常連組から抜け出して、近年優れた作品に出た名誉挽回賞的な、ラジー・レディーマー賞には「クリード チャンプを継ぐ男」のシルヴェスター・スタローンが見事に輝いた。主な結果は以下の通り。
ワースト作品賞…「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」「ファンタスティック・フォー」
ワースト監督賞…ジョッシュ・トランク(「ファンタスティック・フォー」)
ワースト主演男優賞…ジェーミー・ドーナン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ワースト主演女優賞…ダコタ・ジョンスン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ワースト助演男優賞…エディー・レッドメーン(「ジュピター」)
ワースト助演女優賞…ケーリー・クオコー(『アルビンとチップマンクス4』ほか)
ワースト脚本賞…「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
ワースト・コンボ賞…ジェーミー・ドーナンとダコタ・ジョンスン(「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」)
ワースト・リメーク、続編賞…「ファンタスティック・フォー」