キーラ・ナイトリーが、18世紀にロシアの領土を拡大した女帝、エカテリーナ2世の伝記映画「キャサリン大帝」Catherine the Great への主演をオファーされている。監督は「マンハッタン・ラプソディ」「サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方」などの監督作を持つベテラン女優バーブラ・ストライサンド。脚本はクリスティナ・ローレン・アンダースンによるもので、14年の"まだ映画化されていない名脚本"のリスト中の1作。プロイセンで生まれたゾフィーはロシア皇太子妃となるが、宮廷内の勢力争いや上手くいかない結婚などのさまざまな困難を経て、皇帝となった夫に対してクーデターを起こし、女帝となる。このキャスティングが実現したら、キーラがどんな女帝ぶりを見せてくれるのか楽しみ。ちなみにジャンヌ・モローが同役を演じたバーナード・ショーの戯曲の映画化「キャサリン大帝」が69年に製作されたことがある。今回の製作はネッター・プロダクションズ他。
photo by Alex Kazanegras