米ユニバーサル・ピクチャーズが今でも根強いファンがいる60年代の英国のTVシリーズ「プリズナーNO.6」の映画化を企画、その監督を「オデッセイ」のリドリー・スコットにオファーしていることが報じられた。
オリジナル作は、パトリック・マッグーハン主演&製作総指揮で、67年から68年に英国で放送されたSF不条理ドラマ。かつて政府の秘密捜査官だったらしい主人公が何者かによって誘拐され、人々が番号で呼ばれる奇妙な集落で目覚める。彼はさまざまな方法でそこから脱出しようとするが、なかなか脱出出来ない。09年にはリメイク作の同名TVシリーズも製作された。
今回の実写映画版には、すでに何人もの脚本家が関わっていて、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション」のクリストファー・マッカリー、「ディパーテッド」のウィリアム・モナハンも参加している。リドリー・スコット監督の次回作は「プロメテウス」の続編「エイリアン:コヴェナント」Alien: Covenantに決定していて、製作進行中なので、こちらを手掛けるとしてもその後になりそうだ。
photo by Alex Kazanegras