「アリスのままで」のジュリアン・ムーアと、新作「キャロル」が評判のトッド・ヘーンズ監督が、新作「ワンダーストラック」Wonderstruckでタッグを組む。2人は02年の「エデンより彼方に」でタッグは経験済み。本作は「ヒューゴの不思議な発明」の原作を書いたブライアン・セルズニックの児童小説の映画化作。主人公は、別の時代で生きている2人の耳の不自由な子供、ベンとローズ。1977年のミネソタで暮らすベンは、母の死後に不思議なノートを発見したことからNYへ向かう。1927年のニュージャージーで暮らすローズは、あこがれの映画女優に会うことを夢見てNYへ向かう。ジュリアンが何の役を演じるかは、発表されていない。ヘーンズ監督が児童小説の映画化を手掛けるのは初めてなので、どんな映画になるのか楽しみ。
photo by Alex Kazanegras