「ヴェルサイユの宮廷庭師」のケート・ウィンスレットと、「マジック・イン・ムーンライト」のエマ・ストーンが、英国のアン女王の女官として火花を散らす役を演じるかもしれない。二人は歴史ドラマ「お気に入り」The Favoriteへの出演をオファーされている。監督は、本年のカンヌで「ロブスター」The Lobsterが審査員賞を受賞、パルムドールにもノミネートされた、ギリシャ出身監督ヨーゴス・ランティモス。映画は、17世紀末から18世紀初頭を舞台に、最後のイングランド王国・スコットランド王国君主で、最初のグレートブリテン王国君主かつアイルランド女王となった、アン女王と、その周囲の女性たちを描くもの。ケートがオファーされているのは、アン王女の女官でマールバラ公夫人のサラ・ジェニングス。エマは、サラのライバル女官で、彼女の従姉妹でもあるアビゲイル・メイシャムの役をオファーされている。アン女王役は「カムバック!」のオリヴィア・コールマンにオファーされているところ。今後のキャスティング情報に注目だ。
photo by Alex Kazanegras