「エルム街の悪夢」シリーズの生みの親として知られるウェス・クレーヴン監督が8月30日脳腫瘍のためロサンジェルスで死去したことを家族が明かした。享年七六歳。英語教師から監督に転身した変わり種で、72年に「鮮血の美学」でデビュー。77年の「サランドラ」で注目され、84年の「エルム街の悪夢」で一躍ホラー映画のトップ監督に。96年の「スクリーム」も大ヒットになり、四作目までを監督しています。数々のホラーの監督・製作・脚本で活躍したほかに、メリル・ストリープ主演のドラマ「ミュージック・オブ・ハート」(99)も演出。ほかに「デッドリー・フレンド」「ゾンビ伝説」「壁の中に誰かがいる」などを監督。
photo by Alex Kazanegras