往年の「吸血鬼ドラキュラ」や近年の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどで長年にわたって映画界で活躍を続けた英国男優クリストファー・リーが6月7日に死去していたことが判明した。イギリスの新聞によるとリーは呼吸器系の問題と心臓疾患で入院していたところ、容態の急変で病院で死去したという。享年93歳。
1947年に映画界入りしたリーは「吸血鬼ドラキュラ」(58)ほかでドラキュラ伯爵を演じて有名になり、その後「007黄金銃を持つ男」の悪役や「スター・ウォーズ」シリーズでドゥークー伯爵を演じたり、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズでサルマン役を演じるなど最近のファンにも名が知れている。ほかに「スリーピー・ホロウ」「チャーリーとチョコレート工場」などティム・バートン監督作にも出演した。
photo by Alex Kazanegras