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★カンヌ国際映画祭レポート2015 Vol.7
日本のおもてなしが発揮されたパーティー

 カンヌに久しぶりのジャパン・パーティーが復活した。かつて日本のパーティーはカンヌでも評判が高かった。中でも日本の配給会社のパーティーはパリから日本料理店のシェフを呼んで本格的料理を提供するとあって、内外の映画関係者に大好評だった。その後テレビ局が映画「うどん」にかけて“うどんパーティー”を盛大に開いたのが最後ぐらい。
 そんなカンヌで、ついに本格的日本料理を提供するパーティーが、5月18日夜に開催された。主催者はジャパンデイプロジェクト。日本の文化や産業を世界に向けて発信しようと創られた組織で、経済産業省の支援を受けているのだ。そのPRイベントの一環として、まず国際映画祭が開かれているカンヌからスタートしたもの。
 プロデューサーに「おくりびと」の脚本家・小山薫堂を迎え、“KANPAI NIGHT”と称して、カンヌのグランドホテルの中庭を借りてパーティーが催された。まさに日本食ブームのさなか、本格的日本料理、特にお寿司が食べられるとあって、集まったのは何と1100人あまり。久しぶりのビッグパーティーになったことは言うまでもない。
 超満員の会場には、今年のコンペティション部門に「山河故人」がエントリーのジャ・ジャンクー監督、ある視点部門に「あん」を出品の河瀬直美監督と主演の永瀬正敏、さらに同じくある視点出品作「岸辺の旅」に主演の深津絵里と浅野忠信といった顔ぶれが見られた。
 ふるまわれた料理はお寿司をはじめ、串揚げ、おそば、冷奴、和菓子など。日本酒コーナーではおちょこがそのままもらえるとあって長蛇の列。おみやげに京都の信三郎帆布の特製バッグが手渡され、招待客たちは大満足。日本が誇るおもてなしが隅々まで行き届いた素晴らしいパーティーだった。

レポート:岡田光由

写真:左からゲストの浅野忠信、深津絵里、永瀬正敏、河瀬直美監督

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