「マレフィセント」のエル・ファニングと、「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のニコール・キッドマンが共演するかもしれない。エルの主演のSF映画「パーティで女の子に話しかける方法」How to Talk to Girls at Partiesへの出演をニコールがオファーされていることが報じられた。本作は「サンドマン」などで知られる人気作家ニール・ゲーマンの同名短編小説を映画化するもの。ロンドン郊外の小さなパーティで、男の子が女の子に話しかけるが、彼女は宇宙から来た少女だった。エルがこの少女を演じるが、ニコールが何の役をオファーされているかは不明。監督は「ラビット・ホール」のジョン・キャメロン・ミッチェル。製作はハンウェイ・フィルムズ他が担当。2016年の全米公開を予定。
またエル・ファニングが新作「20世紀の女性たち」20th Century Womenで、世代の違う女優2人と共演する。1979年のサンタバーバラを舞台に、10代の息子を育てるシングルマザーが、子育てのために2人の女性の知恵を借りる。その女性のひとりは、極貧生活を送るパンク世代の写真家の女性、もうひとりは息子の友達の挑発的な16歳の少女。シングルマザー役を「あの日の声を探して」などのベテラン女優アネット・ベニング、写真家役を「フランシス・ハ」のヒロインを演じたグレタ・ガーウィグが演じる。監督は「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ。製作はアナプルナ・ピクチャーズ。本年後半に南カリフォルニアで撮影をスタートする。
photo by Alex Kazanegras