毎年アカデミー賞の前日に行なわれる、前年度のワースト映画、俳優らを決めるラジー賞ことゴールデン・ラズベリー賞が21日(現地時間)決定。35回目となる今回は日本未公開のコメディー『カーク・キャメロンのセービング・クリスマス』が作品、主演男優賞ほか全4部門で最多受賞した。また35回記念として設けられたレディーマー賞(過去のラジー賞常連から、近年優れた作品に関わるようになった名誉挽回賞?)には「アルゴ」や「ゴーン・ガール」などのベン・アフレックが選ばれた。主な結果は以下の通り。
ワースト作品賞…『カーク・キャメロンのセービング・クリスマス』
ワースト監督賞…マイケル・ベイ(「トランスフォーマー ロストエイジ」)
ワースト主演男優賞…カーク・キャメロン(『…セービング・クリスマス』)
ワースト主演女優賞…キャメロン・ディアズ(『アザー・ウーマン』『セックステープ』)
ワースト助演男優賞…ケルシー・グラマー(「エクスペンダブルズ3」「トランスフォーマー ロストエイジ」ほか)
ワースト助演女優賞…ミーガン・フォックス(「ミュータント・タートルズ」)
ワースト脚本賞…『…セービング・クリスマス』
ワースト・コンボ賞…カーク・キャメロンと彼のエゴ(『…セービング・クリスマス』)
ワースト・リメーク賞…「ANNIE/アニー」
ラジー・レディーマー(ラジー賞の救世主)賞…ベン・アフレック
photo by Alex Kazanegras