ソニー・ピクチャーズ製作「アメイジング・スパイダーマン」でアンドルー・ガーフィールドが演じているスパイダーマンが、マーベル・スタジオとウォルト・ディズニー・ピクチャーズが構想する”マーベル・シネマティック・ユニバース”の一員となることが決定した。今後は、スパイダーマンは、他のマーベル・コミックのヒーローたちと共演する。まず、次にスパイダーマンが登場する映画は、マーベル・スタジオの映画(おそらく「キャプテン・アメリカ:シヴィル・ウォー」Captain America: Civil Warだと言われている)。その次に、スパイダーマンが主人公の映画が2017年7月28日に公開される。この影響で、2017年7月以降に全米公開を予定していたマーベルのスーパーヒーロー映画は、数か月後に公開時期を移動する。
ちなみに、これまではスパイダーマンの映画はソニー・ピクチャーズが製作し、他のアイアンマン、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカらの映画はディズニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが製作していた。今後はスパイダーマンの映画はマーベル・スタジオが製作するが、ソニー・ピクチャーズはこれまで同様に製作、配給、権利所有に関わり、最終的なクリエイティヴ・コントロール権も有する。
新たに製作されるスパイダーマン映画は、プロデュースをマーベル・スタジオのケヴィン・フェーグと、元ソニー・ピクチャーズCEOのエーミー・パスカルが担当。「アメイジング・スパイダーマン」とはキャストを一新し、同作でスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドよりも若い俳優をキャスティングするとのこと。今後のキャスティング情報に注目だ。
photo by Alex Kazanegras