セス・ローゲンが監督・主演、ジェームズ・フランコーが共演した新作「ザ・インタビュー」は北朝鮮の金正恩・第一書記の暗殺を巡るコメディー映画だが、その内容が北側の反発を買い、製作のソニー・ピクチャーズが『平和の守護者』を名乗るハッカー集団からサイバー攻撃を受けるなどの被害を受けていたが、この『平和の守護者』が「ザ・インタビュー」上映劇場へのテロ攻撃予告とも取れる声明を発表。上映予定劇場が相次いで上映中止を発表し、最初は公開を踏み切るつもりだったソニー側も上映中止の決断を余儀なくされた。一連のサイバー攻撃に関し北は関与を否定しているが、米政府はFBI主導で捜査を進めているという。
日本では同作品の公開予定は元々なかったが、今後DVDリリースやストリーミング配信も今の時点で予定はないという。ハリウッドからは『表現の自由に対する妨害』など反発の声が上がっている。
photo by Alex Kazanegras