「マイティ・ソー」シリーズのロキ役で人気のトム・ヒドルストンが9月6日にミシガンで開催されたウィートランド・ミュージック・フェスティバルのステージに登場、伝説的なカントリー&ウェスタン歌手ハンク・ウィリアムズの名曲「Move It On Over」を歌った。翌日、9月7日にはミュージシャンのロドニー・クローウェルのステージに参加し、やはりハンク・ウィリアムズの「I'm So Lonesome I Could Cry」を歌った。実はこれはトムがハンク・ウィリアムズの伝記映画「僕は光を見た」I Saw the Lightで主人公ハンク・ウィリアムズを演じるため。ウィリアムズは人気者になるが、持病や飲酒癖に苦しみ、わずか29歳で死去した。この映画の撮影は9月からルイジアナで始まるため、今回のトムの出演は、その役作りのためだったようだ。またウィリアムズの最初の妻役にエリザベス・オルセンが決まった模様。トムは映画で演技ではなく、歌唱も披露してくれそうだ。この映画の監督は「幸せのきずな」のマーク・エーブラハム。トムのミュージシャンぶりも楽しみ。
photo by Alex Kazanegras