「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー助演男優賞を受賞、「いまを生きる」「ミセス・ダウト」など数々のヒット作に主演した俳優ロビン・ウィリアムズが8月11日、カリフォーニア州の自宅で息を引き取っているのが発見された。窒息死ということだが自殺の可能性が高いという。享年63歳。ウィリアムズは近年重度の鬱と闘っていた。TV「モーク&ミンディ」でコメディアンとして人気を獲得、77年から映画にも出演。80年の「ポパイ」の主演を皮切りに「ガープの世界」「グッドモーニング、ベトナム」などで演技力を発揮して、Aクラス・スターに。他に「レナードの朝」「フィッシャー・キング」「フック」「アラジン」(声の出演)「トイズ」「ジュマンジ」「ジャック」「パッチ・アダムズ」「インソムニア」などなどの作品で名演を見せた。
近年は「ナイトミュージアム」シリーズやTV「クレイジーワン ぶっとび広告代理店」などで活躍していた。実写映画の遺作は「ナイトミュージアム」の第3作になるという。
photo by Alex Kazanegras