ジョニー・デップ主演で実在したシカゴのギャング、ジェームズ・バルジャー、通称ホワイティ・バルジャーを描く「ブラック・マス」Black Massに、ベネディクト・カンバーバッチが出演する。ベネディクトが演じるのはジョニー演じるギャングの4歳下の弟、ウィリアム・バルジャー。彼はギャングではなく、マサチューセッツ上院議員になったが、強引な政治手腕で知られ、2人は活躍の場は違うが、性格は似ていたのではないかと言われている。また、兄弟仲は悪くなく、弟は逃亡中の兄から連絡があったことを認めている。この弟役は「アイアンマン3」のガイ・ピアースが演じる予定だったが、スケジュールのために降板したもの。監督は「クレイジー・ハート」のスコット・クーパー。主人公に協力するFBI捜査官役は「華麗なるギャツビー」のジョエル・エドガートン。ヒロイン役は、ベストセラー「フィフティ・シェーズ・オブ・グレー」の映画化作の主役を務めたダコタ・ジョンスン。撮影は5月中旬にスタート。ジョニーの老けメイクがネットで報じられて話題を集めた。製作はワーナー・ブラザース他。
photo by Alex Kazanegras