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カンヌ国際映画祭レポート2014 その6

カンヌでも大人気のクロエ・グレース・モレッツ

 いよいよ佳境に入った映画祭10日目、コンペティション部門の最後を飾るのは、フランス人監督オリビエ・アサイヤスの「シルス・マリア」。これは40歳を過ぎた女優が、自身のデビュー舞台の20年ぶりの再演で今度は主役ではなく、殺される上司役を演じるドラマ。主演は「コズモポリス」のジュリエット・ビノシュで、そのマネージャー役に「トワイライト」シリーズで人気のクリステン・スチュアート、それに今度主役を演じるハリウッドの新進女優にクロエ・グレース・モレッツという豪華キャストが実現した。注目はドラマ以上に展開が推察される新旧女優同士の対決だ。表向きは穏やかに装っていても、裏では激しい闘志を燃え立たせるジュリエットとクロエら女優たち。
 その「シルス・マリア」の記者会見にアサイヤス監督と共に現れたのが、ベテランのジュリエットとクロエ。クロエの初カンヌとは思えない堂々とした応対ぶりにマスコミ陣の目が集中した。
 まずは先輩の共演女優ジュリエットに対する尊敬の念を述べる。『ジュリエットは私がリスペクトする女優の一人。中でも「イングリッシュ・ペイシェント」の演技は素晴らしかった。今回はそんな彼女と一緒に仕事ができて、いろいろと勉強になりました』と。
 次いで今回の役柄については『ハリウッドのお騒がせ女優役は楽しかったわ。とても面白い体験だったの』と屈託がない。
 夜の正式上映会では、レッドカーペットを白いドレス姿で歩くクロエの姿があった。もちろんアサイヤス監督とジュリエット・ビノシュ、それにクリステン・スチュアートも参加して、豪華女優トリオの競演となった。 (岡田光由)

写真:「シルス・マリア」記者会見のクロエ・グレース・モレッツ

Reported by Mitsuyoshi Okada

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