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カンヌ国際映画祭レポート2014 その5

記者会見場で起こったハプニングとこぼれ話

 映画祭開催中の連日、8時半からのプレス試写が終了後、11時か11時半から、さらに12時半か1時から開かれる記者会見。コンペティション部門にエントリーされた作品の監督をはじめ、出演者やプロデューサーたちが壇上にあがって、記者たちの質問に答えているが、これまでにさまざまなハプニングや、変な質問や応答があった。それらをお伝えしよう。
 まずは「フォックスキャッチャー」の会見から。監督のベネット・ミラーに、2月に急死したフィリップ・シーモア・ホフマンのことを聞かれて、思わず言葉を失い、涙ぐんでしまった。というのはミラー監督とホフマンは「カポーティ」で組んだ仲。きっと彼との思い出がたくさんあったのだろう。彼に代わってマイクを手にして話そうとした出演者のマーク・ラファロも言葉に詰まって、こちらも涙ぐんでしまった。みんなに愛されていたホフマンだったことがわかった。ちなみにミラー監督の弟がモデルのアン・ミカと結婚し、時々テレビに夫婦そろって出ている。ミラー家は由緒ある家柄なのだそうだ。
 続いてロバート・パティンスンは変な質問攻めに遭ってしまった。それはデーヴィッド・クローネンバーグ監督の「マップス・トゥ・ザ・スターズ」でのこと。どこの国のジャーナリストかわからないが、『あなたは今回はジュリアン・ムーアと、同じクローネンバーグ監督の前作「コズモポリス」ではジュリエット・ビノシュとカーセックスしていますが、どちらとのセックスがよかったですか』だって。会場は大爆笑に包まれる中、隣にいるジュリアンに気を遣ってか、笑いながら『ジュリアン!』と答えていた。それに対してジュリアンも笑いながら『サンキュー』と。さらに日本のテレビの情報番組から『日本のファンにメッセージを』というお願いに一瞬キョトンとして困惑してしまった。気を持ち直して答えていたが、世界中のマスコミからヒンシュクを買ったのはいうまでない。 (岡田光由)

写真:「マップス・トゥ・ザ・スターズ」のロバート・パティンスン(左から4人目)

Reported by Mitsuyoshi Okada

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