「ドラゴン・タトゥーの女」のデーヴィッド・フィンチャー監督が、アップルの創始者のひとり、スティーヴ・ジョブズの伝記映画の監督をオファーされたことはニュースでもお伝えしたが、それを今回実現しなかったことが報じられた。報道によると、フィンチャー監督は1千万ドルのギャラを要求、さらに映画の宣伝をコントロールする権利を求め、また主演に「アメリカン・ハッスル」のクリスチャン・ベールを希望したが、どれも実現が難しかったという。この企画は「ドラゴン・タトゥーの女」の脚本家アーロン・ソーキンが脚本を執筆、同作と同じスコット・ルーディンがプロデュースする作品。企画自体が中止になったわけではないため、さっそく「ザ・ビーチ」で組んだダニー・ボイル監督とレオナルド・ディカプリオ主演で製作という話も浮上。レオはアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作で主演が決まったばかりだが、どうなるか。
photo by Alex Kazanegras