「ビザンチウム」のシアーシャ・ローナンが、日本でも翻訳が出版されているコルム・トビーンの小説「ブルックリン」Brooklynの映画化作に主演する。原作は、1950年代前半、アイルランドの田舎からアメリカに移住し、大都会ブルックリンで暮らすことになった少女の成長を描く感動作。彼女はイタリア移民の青年と出会って恋に落ちるが、故郷にいる青年も彼女の愛を得ようとする。映画には「アンナ・カレーニナ」のドムナル・グリースン、「ワン チャンス」のジュリー・ウォルターズ、「クラウド・アトラス」のジム・ブロードベントらが共演。監督は「BOY A」「ダブリン上等!」のジョン・クローリー。脚本は、「アバウト・ア・ボーイ」の小説家で「17歳の肖像」の脚本を手がけたニック・ホーンビー。BBCフィルムズが製作する。
photo by Alex Kazanegras