1920年代からハリウッド映画で活躍し続けた伝説的スター、ミッキー・ルーニーが病気のため4月6日死去。享年93歳。
20年代に子役として短編映画で活躍、30年代にはジュディー・ガーランドとコンビで『アンディー・ハーディー』シリーズをヒットさせ、44年にはエリザベス・テーラーと共演した「緑園の天使」が大ヒット。MGMの代表的スターとなった(彼の活躍ぶりは「ザッツ・エンタテインメント」に詳しい)。以来、少年から青年スターになる難しい時期を乗り越えると、現在まで現役の俳優としてコンスタントに仕事を続け、近作では「ナイトミュージアム」「ザ・マペッツ」などがある。3月のアカデミー賞のアフターパーティーにも元気な姿を見せたばかりだった。
私生活ではエーヴァ・ガードナーなどと8度の結婚。他に「ティファニーで朝食を」「おかしなおかしなおかしな世界」「少年の黒い馬」など多数の出演作がある。
photo by Alex Kazanegras