「LOOPER/ルーパー」のジョセフ・ゴードン・レヴィットが人気小説家兼コミック作家ニール・ゲーマンの代表的コミック「サンドマン」Sandmanの映画化企画に主演し、さらに監督も務めるかもしれない。このコミックは、眠り、欲望、死といった概念を擬人化して人間界と接触を持つ不死の存在として描くユニークなシリーズ。シェイクスピアが登場するエピソードは、世界幻想文学大賞も受賞している。脚本は「ダークナイト」シリーズや「マン・オブ・スティール」の原案や脚本を手がけるデーヴィッド・S・ゴイヤー。製作はこの2つのシリーズを手がけたワーナー・ブラザース。原作の設定がユニークなだけにどんな作品になるのか期待大。
またレヴィットは宮崎駿のアニメ「風立ちぬ」The Wind Risesの全米公開版の吹き替えキャストで主人公の堀越二郎(日本版=庵野秀明)も演じることに。妻となる菜穂子(瀧本美織)は「LOOPER」でレヴィットと共演したエミリー・ブラント。本庄季郎(西島秀俊)はエミリー・ブラントの実生活の夫である「だれもがクジラを愛してる。」のジョン・クラシンスキー、黒川(西村雅彦)は「スパイダーウィックの謎」のマーティン・ショート、カプローニ(野村萬斎)は「ハンガー・ゲーム2」のスタンリー・トゥッチが担当する。
photo by Alex Kazanegras