「ペーパーボーイ 真夏の引力」のニコール・キッドマンと、「セブン・サイコパス」のコリン・ファレルが、誰もが知っているマイケル・ボンドの児童小説「くまのパディントン」Paddington Bearの実写映画化作に出演する。といってもコリンのほうは声の出演。CGで描かれるクマのパディントンの声を担当する。ペルーからロンドンにやって来たクマのパディントンが、親切なブラウン一家に引き取られて、さまざまな体験をしていくというストーリー。ニコールが演じるのは悪役で、パディントンを誘拐して剥製にしようとする剥製師。ほかに「クラウド アトラス」のジム・ブロードベント、「ハリー・ポッター」シリーズのウィーズリー夫人役で知られるジュリー・ウォルターズが出演する。監督は英国のTVで活躍するポール・キング。スタジオ・カナル他が製作。2014年11月26日全米公開予定。
またニコールは、友人ナオミ・ワッツが降板した映画に主演する。その作品は「フィツカラルド」のヴェルナー・ヘルツォーク監督による伝記映画「砂漠の女王」Queen of the Desert。ビクトリア朝時代の英国に生まれ、やがて諜報部員となって、イラク建国に尽力、一方で考古学者としても活躍したガートルード・ベルを描くもの。他に「オズ はじまりの戦い」のジェームズ・フランコー、「コズモポリス」のロバート・パティンスンが共演する。ベナロヤ・ピクチャーズ他が製作し、モロッコで撮影が行われる予定。
photo by Alex kazanegras