「31年目の夫婦げんか」のメリル・ストリープと、「世界にひとつのプレイブック」のロバート・デニーロという名優2人が、17年振りに4度目の共演を果たす。その新作はアン・レアリーの小説「よい家」The Good Houseの映画化作。メリルがアルコール依存症になりそうな不動産ブローカー役で、デニーロはその元恋人役。脚本は「めぐりある時間たち」のマイケル・カニンガムが担当するが、監督は未定。製作はフィルムネーション・エンターテインメントとデニーロのトライベッカ・フィルムズが担当。2人は78年の「ディア・ハンター」、84年の「恋におちたら」、96年の「マイ・ルーム」でも共演している。
またメリル・ストリープは、ロイス・ローリーの近未来児童小説「ギヴァー 記憶を注ぐ者」The GIverの映画化作に出演する。貧困もなく、争いもないコミュニティで育った少年が、そのコミュニティを成立させている秘密を知って、世界をよいものにするために旅に出る。主人公の少年役はオーストラリア出身の新鋭ベントン・シュウェイツ。他に「トゥルー・グリット」のジェフ・ブリッジズ、「バトルシップ」のアレキサンダー・スカーシュゴードらが出演する。製作はウォールデン・メディア他が担当。
photo by Alex Kazanegras