「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチの次回作の相手役は「アンナ・カレーニナ」のキーラ・ナイトリーになるかもしれない。そのカンバーバッチの新作「偽者のゲーム」The Imitation Gameは、実在した英国の数学者アラン・チューニングの評伝「アラン・チューニング:エニグマ(謎)」を映画化するもの。チューニングは、第二次世界大戦下、英国郡の暗号解読者として活躍し、現代のコンピュータの誕生に大きな役割を果たした人物。しかし、1952年に同性愛の罪で逮捕され、後に42歳の若さで自殺した。チューニングは同性愛者だったので、キーラが演じるのは彼の恋人役ではないが、ずっと彼を見守っていた女性の役とのこと。監督は「ヘッドハンター」のモルテン・ディルドゥム。製作はブラック・ベア・ピクチャーズ。
photo by Alex Kazanegras