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カンヌ映画祭 レポート4

マット・デーモンとマイケル・
ダグラス共演のゲイムービー



ハリウッドで最もいい人、ナイス・パーソンとして知られるマット・デーモンがカンヌにやって来た。しかも咽頭がんを克服したばかりのマイケル・ダグラスと、「オーシャンズ」シリーズで気心の知れたスティーヴン・ソダーバーグ監督と一緒に。
実はコンペティション部門にエントリーされたソダーバーグ作品「ビハインド・ザ・カンデラブラ」でカンヌ入りしたもので、これが何とクイーア・フィルムといわれるゲイムービー。というのも、これはラスベガスでショーを繰り広げる人気ピアニスト、リベラーチェの半自伝的小説の映画化。リベラーチェはゲイで、いつも身近に素敵な男の子を恋人として、秘書としておいて豪華な生活していた。その男の子の一人として登場するバイセクシュアルなスコット・ソーソンをマット・デーモンが演じるのだ。肉体を鍛えてマッチョな体に変え、セクシーなビキニを履いたり、オールヌードを披露したりと、マット・ファンには卒倒もの。
そして、リベラーチェをマイケル・ダグラスが堂々と演じているのも見ものなのだ。ゲイらしい仕草としゃべり方、さらにピアノの見事な弾きっぷりにはびっくり。カツラをつけ、化粧を施し、きらびやかなファッションも見ものだが、全裸でマットとベッドシーンや入浴シーンを披露するのも話題。
記者会見では、マイケルの登場に拍手がわき上がり、病後にこの仕事をオファーしてくれたソダーバーグ監督に感謝を述べたが、その目は涙ぐんでいて、世界から来たジャーナリストたちも一瞬胸を詰まらせた。
ともかくマット・デーモンとマイケル・ダグラスの、演技とはいえ、さすが役者根性には見上げるとともに、それぞれ意外な魅力?を発揮してくれた。

写真(左から):記者会見上のマット・デーモン、ソダーバーグ監督、マイケル・ダグラス

カンヌ国際映画祭2013 Report by 岡田光由

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