「抱きたいカンケイ」のケーリー・エルウィズが監督デビューする。
タイトル未定のその作品は、60年代から活躍している英国の伝説的バンド、ザ・フーのマネージャー、キット・ランバートの伝記映画。
エルウィズが映画化を考えているのは、まだバンドのメンバーが若かった頃、このマネージャーによって実験的な音楽を創るようになり、コンセプト・アルバム「トミー」が制作されるようになった頃の物語。
このアルバムは、後に1975年にケン・ラッセル監督によって「Tommy/トミー」として映画化もされた。
今回の映画の脚本はすでにザ・フーの中心メンバー2人、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーが読んでおり、脚本の参考になるような伝記的な細部を監督に伝えているという。
キャスティングはまだ発表されていないので、今後の情報に要注目。
撮影は来年の春に英国でスタートする予定。