2010年から3回に渡り映画史に残る名作を上映して好評を博した『午前十時の映画祭』。
上映環境のデジタル化に伴い、フィルム上映による映画祭開催続行は困難とされ、多くのファンの惜しむ声にも関わらず、第3回での終了が発表されていたが、高品位デジタルシステムによるDCP上映(ブルーレイを遙かに超えるハイクォリティなデジタル上映)に対応する作品をラインナップすることが可能になり、来年4月6日から約1年間、「新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」が開催されることになった。
東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズはじめ全国42劇場をABC3つのグループに分け、全25作品(新規セレクト14作と過去3回からの人気作11作)をそれぞれのグループが同時期に別々の作品を上映する。
1作品2週間上映で、劇場、作品によっては1日に複数回上映もあり。
上映作品は新規14作が「慕情」「リオ・ブラボー」「サイコ」「メリー・ポピンズ」「冒険者たち」「燃えよドラゴン」「ジャッカルの日」「タワーリング・インフェルノ」「カッコーの巣の上で」「ロッキー」「炎のランナー」「レイダース/失われたアーク」「プリティ・ウーマン」「フォレスト・ガンプ/一期一会」。
過去人気作11作が「風と共に去りぬ」「カサブランカ」「ローマの休日」「ベン・ハー」「ウェスト・サイド物語」「アラビアのロレンス」「大脱走」「2001年宇宙の旅」「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPART?」「ニュー・シネマ・パラダイス」となっている。