ジャン・レノ主演最新作『シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』の公開記念イベントが12月4日、都内某レストランで開催され、来日したジャン・レノが登場した。
「恥ずかしい」と言って壇上に上がるのを嫌がり、「今日は来てくれてありがとう。」と英語で挨拶をした。
同レストランのシェフであるジョエル・ロブションをはじめ、多くのシェフを友人に持つというジャン・レノは「シェフには敬意を抱いているよ。シェフは毎日、毎日、いつも同じレベルのクオリティーの高い料理を提供しないといけない大変な仕事だから。特にここのお客様は厳しい人が多いしね」と言い、会場を和ませた。
撮影については、「共演のミカエル・ユーンもすごく好きだったし、しかも料理についての話だったからとても喜んで映画に入ったよ。役作りはいつもと同じようにやったよ。」と楽しそうな笑顔をうかべた。
花束を贈呈した川島なお美さんからどのシーンが好きか聞かれると「その質問は困るんだけど...でも日本の侍に扮したシーンは楽しかったよ。全てのシーンが素晴らしいってことだね。」と振り返った。
「食と愛」という本作のテーマについては「とてもシンプルなことだと思うよ。全ての事に愛があるんだ。僕は自分のために料理することはしなくて、友人だったり愛する人だったり、そういう誰かのために料理をするんだ。」と話し、「ただ本作ではそういう難しいことは必要ないんだ。コメディだから、大いに笑ってほしい。」と作品をアピールした。
また、「女性のために料理を作るのは、とても効果的な方法だよ。」と、男性へアドバイスを送った。
映画『シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』は、12月22日(土)より、銀座テアトルシネマ、新宿シネマカリテ他 全国順次ロードショー
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