ブライアン・デ・パルマ監督によって1976年に映画化されたスティーブン・キング原作の「キャリー」が、再映画化される。
監督は『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアース。
ヒロインのキャリー役には、『キック・アス』『モールス』のクロエ・グレース・モレッツが抜擢された。
『キャリー』は、内気な高校生キャリーと、彼女を厳格に育てる狂信的な母、そして彼女を疎外する高校の同級生たちをめぐる青春サイコ・サスペンス。
キャリーの内向性を増長させることになる異常なまでに厳しい母親には、『ハンニバル』『めぐりあう時間たち』の演技派ジュリアン・ムーアが扮する。
実はテレキネシス(念動能力者)だったキャリーが、抑圧されていた怒りを爆発させ、いじめっこたちを襲うデ・パルマ版のショッキング・シーンは、圧倒的な迫力映像で、いまも伝説となっているほど。
また、キャリーを演じたシシー・スペイセクと母を演じたパイパー・ローリーが、当時アカデミー賞にダブルノミネートされ、原作者のス
ティーヴン・キングが「私の作品にもっとも忠実に映像化されている」と絶賛した作品で、今回の再映画化ではどこまで前作を越えられるかが話題になりそうだ。
監督のキンバリー・ピアーズは『ボーイズ・ドント・クライ』でヒラリー・スワンクにアカデミー主演女優賞に導いた実績があり、クロエ・グレース・モレッツから、いかにシリアス・サイコ演技を引き出しているかも注目される。
映画『キャリー』は、2013年5月公開予定
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