【A】2.胃縛りダイエット
「キング・コング」('05年)のプリプロ段階でピーター・ジャクソンは決死のダイエット作戦を決行。
その内容は、一説には胃の一部を切除したという話もあるが、実際は胃を縛り上げて許容量を少なくする医学的には何の問題もないオペを受け、結果、30キロのダイエットに成功。
見違えるようなスリムボディを手に入れたという次第。
ジャクソンにダイエットを決意させた原因は、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」('03年)でオスカーを制覇した授賞式の壇上に上がった際、そのあまりにおデブな姿に母国ニュージーランド国民からクレームが付いたため。
また、ジャクソンは同時期、近視矯正の手術もついでに受けている。
こっちの理由は「ロード・オブ・ザ・リング」の野外撮影でメガネのレンズにゴミが溜まって仕方なかったため、とか。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)