【A】ジーナ・デイビス
あまりにゴネすぎて仕事にあぶれた俳優が、女優に化けてソープオペラのアイドルになる、ダスティン・ホフマンのスマッシュ・ヒットが「トッツィー」('82年)。
ジェシカ・ラングが栄えある助演女優賞に輝いた作品として知られるが、同時に、後にやはりオスカー女優の仲間入りを果たすことになるジーナ・デイビスのデビュー作でもある。
ホフマンがドラマのオーディションに合格し、最初の収録日に控え室に入ったところ、いきなり下着姿で挨拶するのが、脇役女優、エイプリル役のジーナだ。
いきなりの下着攻撃にどこを見ていいかわからず、うろたえまくる女装のホフマンが笑えます。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)