【A】1. イエス。
「小さな恋のメロディ」は1971年に日本で公開された際、空前の大ヒット。
パブリック・スクールに通う11歳の少年と少女が結婚式を挙げるという物語が切なくて楽しくて、日本人のメンタリティにマッチするわ、主役のマーク・レスターとトレイシー・ハイドの人気は沸騰するわ、ビージーズの主題歌はヒットするわで、もう大変な騒ぎ。
本国のイギリスでは完全に無視されて意気消沈していた原作&脚本のアラン・パーカーも、後に「炎のランナー」でオスカーを手にする製作のデビッド・パットナムも、ほっと胸を撫で下ろしたのだった。
ところで、マークとトレイシーのクラスメイトを演じたジャック・ワイルドが、2006年3月1日、口腔癌のため53歳で他界。
同年代の"小メロ"ファンを悲しませた。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)