19日の日曜日にロサンジェルスで橋から投身自殺を図ったトニー・スコット監督だが、ABCニュースが匿名の情報筋による話として、彼が手術不能の脳のガンに冒されていたことが報じられた。
しかし遺族はその話に異議を唱えているという。家族によれば、脳のガンや脳腫瘍の話は間違っていると代理人が語っている。
目撃者によれば監督は日曜の午後12時半ころフェンスを登りロスのヴィンセント・トーマス橋から躊躇なく飛び込んだ様子だったということで、約4時間後遺体が発見されたという。
駐車場に止めてあった愛車の中に連絡先などのメモがあり、遺書らしきものが事務所に残されていたらしい。
監督には夫人のドナ・スコット、二人の子供がいた。
ロンドンで新作を撮影中だった兄のリドリー・スコットは、撮影を中止してロサンジェルスの弟の遺族のもとに駆け付けたという。