バズ・ラーマン監督が手がけ、レオナルド・ディカプリオが15年ぶりに恋愛映画へ主演する『華麗なるギャツビー』の全米公開日が2013年夏に変更となった。
今回の変更に伴い、2013年2月に予定されていた日本の公開日も変更となる。
これは、ワーナー・ブラザース映画国内配給部門代表ダン・フェルマンと海外配給部門代表ヴェロニカ・クワン・ヴァンデンバーグより発表された。
今回の発表について、フェルマンは次のようにコメントしている。
「現在までに観ることのできた素材だけでも、バズ・ラーマンはすでに我々の期待をはるかに上回るものを作り出しています。フィッツジェラルドが生んだアメリカの名作に息吹を与え、その世界を実体験できるような、視覚的にも圧巻かつ興奮の1作となることは間違いありません。あらゆる世代の映画ファンに受け入れられ、もっとも幅広い観客層にアピールする類のない作品になると確信しています」
クワン・ヴァンデンバーグも、「バズは革新的な映画監督として有名ですが、今作ではあの時代の情緒、愛、権力、光景を映像にする一方、それを3Dで描くという、これまでの彼にはない挑戦をしています。先行試写会の反応も驚異的で、『華麗なるギャツビー』は世界各国でサマームービーとして公開するのにふさわしい1作になると考えました」と語っている。
『華麗なるギャツビー』は、モラルが乱れ、ジャズと禁酒法、株価急上昇の時代である1922年の春、故郷の中西部を離れ、ニューヨークへとやって来たフィッツジェラルド自身を思わせる作家志望のニック・キャラウェイの視点で語られる。
彼はアメリカン・ドリームを追い求め、毎夜豪華なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビーの隣家に居を構える。
港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジーとその夫である女好きの貴族出身トム・ブキャナンが住む邸宅があった。
彼らの生活を目の当たりにしたニックは、次第に上流階級の人々、彼らの幻想、愛、偽りの世界にやがて魅了されていくが・・・、現代に生きる私たちの葛藤を彷彿とさせる、叶わぬ愛、ゆるぎない夢、そして悲劇の物語。
映画『華麗なるギャツビー』は2013年公開予定。