47年のエリア・カザン監督、グレゴリー・ペック主演作「紳士協定」でアカデミー助演女優賞を受賞したセレステ・ホルムがニューヨークで7月15日死去したことが報じられた。
今月初旬に住んでいたアパートで火災があり、脱水症状で入院していたが、容態が思わしくなく、一時帰宅したものの、結局自宅で息を引き取ったというもの。
享年95歳。
ほかに「星は輝く」「イヴの総て」でも同賞の候補になるほどの演技派で、元はブロードウェイの名女優。主にテレビで活躍していたが、映画では「三人の妻への手紙」「蛇の穴」「スリーメン&ベビー」などに出演した。
87歳の時に5度目の結婚をしていたという。