「JAWS/ジョーズ」(75)などで知られる名プロデューサー、リチャード・ザナックが7月13日、心臓発作で死去した。
享年77歳。
ザナックはハリウッド黄金時代の大物プロデューサーだった父、ダリル・F・ザナックの後を継ぎ、パートナーのデーヴィッド・ブラウン(2010年死去)と一緒に「スティング」(73)やスピルバーグの劇場デビュー作「続・激突!カージャック」(74)そして「ジョーズ」などを手がけ、三度目の妻リリー・フィニー・ザナックも参加して、「コクーン」(85)、「ドライビング・ミス・デイジー」(89)など数々の映画の製作を手がけている。
ブラウンが引退した後は「ビッグ・フィッシュ」(02)から「ダーク・シャドウ」(12)までのティム・バートン監督作、「タイタンの戦い」(10)などを手がけた。
90年のアカデミー賞アーヴィング・タルバーク記念賞を受賞している。