これまで三度アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、「めぐり逢えたら」「ジュリー&ジュリア」などの監督としてもヒット作を放ったノーラ・エフロンが6月26日死去した。
白血病で闘病中だったという。
享年71歳。
ニューヨークポストの記者を経て脚本家に転身、83年「シルクウッド」の共同脚本で初のオスカー候補に。
ほかに「恋人たちの予感」「めぐり逢えたら」でも同賞候補になった。
監督としても活躍し、「ディス・イズ・マイライフ」でデビュー。
ほかに「マイケル」「ユー・ガット・メール」「ラッキーナンバー」「奥さまは魔女」なども知られる。
三度結婚し、二度目の夫はウォーターゲート事件の告発記者で知られるカール・バーンスタイン。
彼との結婚生活をメリル・ストリープとジャック・ニコルスン共演の「心みだれて」の脚本にいかしている。
三度目の夫は作家で脚本家のニコラス・ピレッジだった。