「ターゲット」のルパート・エヴァレットが、「ドリアン・グレイの肖像」などで知られる英国の劇作家兼小説家、オスカー・ワイルドを描く新作を企画している。
彼が監督、脚本、ワイルド役の3役を務める。
その新作のタイトルは、ワイルド自身の小説と同じ「幸福の王子」The Happy Prince。
コメディタッチでワイルドの晩年を描くものになるとのこと。
ワイルドとルパートは同性愛者であることをカミングアウトしたという共通点もある。
この企画に英国の実力派俳優が結集、「英国王のスピーチ」のコリン・ファース、「戦火の馬」のエミリー・ワトスン、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」のトム・ウィルキンスンが出演する。
97年の「オスカー・ワイルド」ではスティーヴン・フライが演じるなど、ワイルドはこれまでもさまざまな俳優が演じているが、今度はどんな人物像になるのか楽しみ。
ルパートは来年の撮影開始を目指して製作準備を進めている。