「おとなのけんか」のロマン・ポランスキー監督が、1894年に起きた冤罪事件、ドレフュス事件をモチーフにした政治サスペンス「D」を監督する。
ドレフュス事件は、ユダヤ系のフランス軍諜報部大尉アルフレド・ドレフュスが、ドイツのスパイとして投獄され、家族らが本当のスパイを見つけたがそれを軍部がもみ消したという事件。
ポランスキー監督は「僕はずっとこの事件について描きたいと思っていた。これは昔の事件だが、現代でも起こりうる事件だと思う。この映画は歴史映画ではなく、スパイのドラマになると考えている」と発言している。
脚本はポランスキー家督と「ゴーストライター」で組んだロバート・ハリス。
製作はライオンズゲート。
本年の終わりにはパリで製作がスタートする。