【A】3.船酔い止めの薬を常備した。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」('03年)のジャック・スパロウ役を演じる際、敬愛するキース・リチャーズのビジュアルを踏襲し、ロックスターっぽく作ることを思い立ったジョニデは、まず、目の上下を墨で黒く塗り、髪をドレッドヘアにして垂らし、酔っぱらったようにフラフラと画面を闊歩。さらに、ロケ地に歯医者を呼んで金歯を入れ(本当はもっとたくさん入れる予定だったが、ディズニーの首脳陣から反対されて却下)、海上ロケにはつき物の日差しを避けるために特殊なコンタクトレンズを使用するなど、随所にこだわりを発揮。でも、船酔い止めの薬を常備していたという報告は入ってません。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)