ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品である「ジョン・カーター」の来日記者会見が4月2日、都内で行われた。
会見には、主役のテイラー・キッチュ、ヒロイン役のリン・コリンズ、アンドリュー・スタントン監督が登場した。
監督は「今までもやったことのないことに挑戦をしてきましたが、今回も新しい冒険に出る気持ちで挑みました。10歳の時に原作を読んで以来、映像化したいとずっと思い続けていました。今回ようやくそれが叶ったんです。しかし30年以上の情熱を持って挑んだので、自分の思った通りのものが作れるかという自分に対するプレッシャーはありました。」と、本作に対する思いの強さを語った。
また、誰もが憧れるようなヒロイン役にリン・コリンズをキャスティングした事について「助けて助けてとただ救われるだけのプリンセスではなく、バルスームを助けたい、バルスームのために何とかしたいという情熱・強さを持った人物にしたかったんです。オーディションで部屋に入ってきた瞬間に「彼女だ!」と納得していまいました。」と話した。
本作で見事な肉体を披露したテイラー・キッチュは「全てCGです。予算は全てそこに費やされました。」と冗談を言い「スクリーンに映る自分に後悔したくないという気持ちから、11ヶ月間食事制限やトレーニングを行いました。それだけやれば結果もついてくるもんですね。」と役作りについて明かした。
リン・コリンズは「ディズニー映画は人種や国境を越えて楽しめる作品を製作してきました。私もそんなディズニーのプリンセスの一人になれてとても嬉しいです。4歳の頃からの夢が叶いました。」と喜びを体全体で表現した。
テイラー、リンともに冗談を言ったり爆笑したり、とても明るい雰囲気の会見となった。
また会見には、ウォルト・ディズニーと同じ12月5日生まれの歌手・小林幸子がシンデレラをイメージしたという特注の着物姿で駆けつけ、花束を贈った。
映画「ジョン・カーター」は、4月13日(金)より 丸の内ピカデリーほかで全国ロードショー。
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